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令和元年6月15日号 広報みかわ

喫煙「マナー」から「ルール」に変わります たばこの煙から子どもたちを守る

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山形県三川町

平成30年7月、健康増進法の一部を改正する法律(以下、改正法)が成立しました。さらに山形県では、「山形県受動喫煙防止条例」を制定し、より効果的に受動喫煙防止の対策を進めています。
受動喫煙による健康影響が大きい子どもたちのために、私たちができることを考えましょう。

■改正法の概要
▽改正法の基本的な考え方
(1)受動喫煙をなくす
(2)子ども、患者等に配慮
(3)施設・場所ごとに対策を実施
この3つの考え方に基づき、受動喫煙を防止するため、喫煙者のほか、多くの人々が利用する施設等の管理者に対してのルールが定められました。

▽改正法で定められたルール
・多くの施設において屋内が原則禁煙
・施設内に設置された喫煙エリアでのみ喫煙可能
・20歳未満の方は喫煙エリアへの立ち入り禁止
・喫煙室には標識掲示が義務付け

さらに、山形県受動喫煙防止条例では、公共施設等の管理者に対して、なるべく喫煙エリアを設けないように努めること、店内禁煙の飲食店に対して、禁煙の標識を入り口に掲示し、受動喫煙の防止に自主的に取り組むよう努めることを定めています。

▽改正法の施行
改正法は、令和2年4月1日の全面施行に向け、段階的に進められています。
平成31年1月24日から施行:喫煙をする際は、受動喫煙を生じさせることがないよう、周囲の状況に配慮することが義務付け
令和元年7月1日から施行:学校・病院・児童福祉施設等・行政機関において原則敷地内禁煙
令和2年4月1日から施行:上記以外で多くの方が利用する施設等において原則屋内禁煙
※喫煙エリア内でのみ喫煙可

■三川町の喫煙に関する現状
町が行った調査によると、妊婦や胎児、子どもたちは受動喫煙を受けやすい環境で生活していました。

▽妊婦の夫、同居家族の喫煙率が高い
・妊婦の夫の喫煙率 38・9%
・妊婦の夫以外の同居家族の喫煙率 51・6%
妊婦の夫の喫煙率:

※昨年度母子手帳交付時把握

▽乳幼児の家族の喫煙率が高い
・父親の喫煙率 34・8%
・乳幼児の両親以外の同居家族の喫煙率 28・5%
※昨年度乳幼児健診時把握

▽妊娠中の喫煙、受動喫煙の最大の害は「胎児の脳を傷つけること」
知能の低下や多動などの発達障害のリスクが高まることが明らかになっています。
妊娠・出生児への影響:
・低体重児の出生
・流産、早産、死産
・乳幼児の突然死
・脳を傷つける
・落ち着きのない子
・知能の低下
子どもへの影響:
・喘息、気管支喘息
・知能の低下
・中耳炎、鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・むし歯、歯周病
・低身長
・風邪をひきやすい

▽町の受動喫煙防止に向けた取り組み
町では、平成27年5月から、公民館の施設内禁煙に取り組んでいます。
町内会公民館の受動喫煙防止対策実施状況(平成31年2月現在):

■最近のたばこ事情
▽「加熱式たばこ」にご注意を!
加熱式たばこは医学的にみて次のような特徴や害があります。
(1)たばこの葉を使用したたばこ製品である。
(2)さまざまな毒物が検出されている。
(3)紙巻きたばこと同程度のニコチンが含まれている。
(4)毒物を含んだ煙や蒸気が目に見えなくても、臭いが少なくても、受動喫煙が起きる。
加熱式たばこに変えたから安心と思っている方、その考え、実は間違いです。

▽喫煙後も要注意!三次喫煙被害「サードハンドスモーク」
サードハンドスモークとは、たばこの残留成分による健康被害のことです。
喫煙後30分〜45分程度は、喫煙者の吐き出す息からも有害物質が出続けています。
また、有害物質は衣服、部屋の壁紙、カーテン、カーペットなどにも付着します。これを吸い込むことで、受動喫煙と同じ害を受けます。

健康増進法の改正とともに、たばこについて理解し、「子どもたちをたばこの煙から守る」を合言葉に、受動喫煙を防止する取り組みへのご理解とご協力をお願いします。

問合せ先:役場健康福祉課健康係
【電話】35-7033

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